ガーナトップ青年海外協力隊ブログ>その20視察の旅

ガーナより一言
「皆さん、ちょっとは発展途上国にいる人をいたわってください(ネットの苦労)」

ガーナで青年海外協力隊員をしております。
皆さんはガーナという国をいかがお考えでしょうか?確かに自分は毎週ブログを更新しております。だからといってネット環境が整っているとお考えなのではないでしょうか?皆さん、それは大きな勘違いです。私がどれほどネットで苦労しているか?そのことを皆さんはわかっていない。そこのところを今回は強調したいと思います。

発展途上国(特にアフリカ)でネットをやる上での注意事項になるでしょう。自分が苦労していることを書きたいと思います。
一、店の場所、店がいつ開いているか、わからない。
一、CDおよびフロッピーディスクが使えなければならない。
一、日本語環境を整えなければならない。
一、速度が遅い。
一、ウイルス対策ができていない。
一、環境が常に変わっている。

詳しく書いていきましょう。まず店。これは大きな問題です。ガーナの店など始まる時間、および閉まる時間などはいい加減です。
予定は未定。
Time is free.
Tomorrow is other day.(明日は明日じゃないってことです)
などという数々の迷言がある国です。というわけでいつもやっている店がやっているかどうかわからない。というのがまず大きな問題になります。先週にいたってはいつまでたってもその店が始まらず、5時間も待ちぼうけを食ったりしました。そのような待ちぼうけの時間はほかの場所に店がないか、探すこととなります。自分の近くの州都スンヤニには最近、ネットカフェが増えてきましてそれは非常にいいことです。
しかし次にあたる大きな壁はCDおよびフロッピーディスクが使えなければならない。ということです。まず日本語環境を入れるにはCDが使えなくてはいけないし、いつもブログのネタを持ち歩いているのはフロッピーであるからです。ここはガーナですから埃なども日本などとは比べ物になりません。だからCDドライブなど精密機械に分類されるものは壊れやすいのです。現に自分のノートパソコンのCDドライブも壊れています。この2つだけでもいろいろなネットカフェに行ってどれほどの時間を浪費しているか・・・
そして日本語環境を整える。これは皆さん、これを行うとしてどれほどの時間がかかるか、わかりますか?98の場合、そのCDを読み込んでプログラムを入れる。ここまでは3分くらい。そのあとの再起動が問題です。ガーナのパソコンですからどんなに早くても動き出すまで3分から5分かかるんですよ。XPにいたってはもっとひどい。手順は98と一緒ですが読み込む量が非常に多い。そのために読み込むのにどれほどの時間がかかるか、わからないくらいかかる。この前は20分、その前は30分かかったな。その前は1時間粘ったけど結局使えるようにはならなかった。・・・わかりますか、この苦労。
そして速度が遅い。光ファイバーなんかあるわけない。ADSLあるわけない。ISDNのスピードを保つくらいのが最速です。これも使っている時間帯などによって大きく異なります。ダウンロードなんてできたものではありません。写真の入ったページを開くだけで早くて1分くらいかかるのが普通。といったらわかるでしょうか?そんなスピードなんですよ。
だからここから大事。ホットメールを見るとしましょう。ホットメールは遅いのです。皆さん知っていますか?まずインターネットエクスプローラーをクリックします。開くまで早くて1分。アドレスのところにwww.hotmail.comと打ちます。開くまで早くて1分。そのように入ると何が見えるかというと知り合いからのメール。というページに入ります。受信トレイに移動するとまた早くて1分。1つ1つ見るのに1分1分1分とかかっていくわけです。断っておきますが早くて。です。ただ普通にメールはうれしいです。癒されまるから1分かかっても良いんですよ。
ここでお考えください。もし新しいメールアドレスでメールが来ていたら。まず知り合いのページで見られないからプラス1分、その後登録にまた3分(登録ページに移動1分、登録1分、戻って1分)かかるわけです。)ひどいときは1クリック5分10分かかるんですよ。10分かかる場合、ただ新しいメールアドレスからメールが来るだけで処理に40分かかるんですよ。ちょっとは考えてください。あんまり1人で何個もメールアドレス持たないでください。どれほど処理がたいへんか・・・・
あときついのは「詳しくはブログを見て。」特にそのブログが写真入だったら最悪。早くて2分になります。自分は1週間に1度しか見ないでしょ。そんなに何ページも見れるかって話。
それにメッセンジャー。メッセンジャーがつながっているだけでもどれほどいいか、おわかりですか?日本語じゃないから読みづらいなどと非難されてもそれがつながっているだけでどれほどの奇跡が起こっているか察してください。
使ったフロッピーは帰ってきてウイルス検索をかけるとだいたいウイルスに感染しています。対策しといてホントよかった。しかしウイルスソフト更新できませんから新しいのがきたら最後です。怖い怖い。
最後に前回使ったパソコンが同じ環境であるとは限らない。ということです。ネットカフェですからね。いろいろな人が使います。よくわかりませんけど、パソコンを良く知らないから変なことするんでしょうね。すると管理者もしょっちゅう環境整備しなくてはいけない。そうすると日本語プログラムよく消されます。・・・また1からやり直し。
本日は愚痴でしたね。すいません。しかし皆さん、ちょっとは考えてください。メールアドレスは1つあれば十分でしょ。「ブログを見て。」あなたが俺にメールを書く時間と俺がページを見る時間、たぶん5倍から10倍の差があると思うんだな。
もうちょっとだけでいいからいたわってくれるとうれしいだな、もし。


今日の一言
「ピンチヒッター」

「ピンチヒッター」この役割はきついと思う。別に野球のときの話をしているわけではない。
何かピンチになったら呼ばれる。この立場はつらい。
へこんでいるときにヘルプを頼まれる。
ありとあらゆる人間不在の時の役割。
最後の砦。

この役割の一番つらいところは普段あまり必要とされていないことだ。ピンチヒッターは何かあるときだけ必要とされる。何かあるとき、その時のことはできれば思い出したくない。他人にも知られたくない。だからピンチヒッターは必要とされていない。というよりむしろいてほしくないということになる。弱みを握られているようなものだからだ。

普段は蚊帳の外、もしくは端っこ。つらいときだけ真ん中に。
嫌な役割だ。


ガーナから一言
「ホテルを探す冒険」

ガーナで青年海外協力隊員をしております。
ガーナでは隊員総会と呼ばれる会が年に2回行われます。最近、隊員が増えたため隊員宿舎に全員が泊まれなくなりました。その対策として首都アクラのどっかのホテルに泊まる。ということになりました。
自分は首都に住む同期の家やMC(一事務所員)の家を確保してあったので心配なく暮らしていたのですがあまり長い間お世話になるのも気が引けてホテルに移動することにしました。しかし他の隊員が泊まっているホテルにいってみると満室だという。まさか満室とは・・・と思いつつも他のホテルを探すしかありません。時間は午後10時。異国の地で午後10時に泊まる場所が確保されていない。これほど不安なことはない。と思うかもしれません。しかし自分の場合は動揺なし。こういうところは親父の血を引いてますな。じたばたしたってどうしようもないのだからなるようになるさ。ってな感じでタクシーの運ちゃんと一緒にホテルめぐり。びっくりしたことに意外とホテル満室が多かった。8月の中ごろ、ガーナでは特にイベントがあるとは思えないのですがそれでもあたってみるホテルが何箇所も満室。やっとのことで探し当てたころには運転手さんと大の仲良しになっていましたとさ。
これに味をしめてもう一回ホテル巡りの旅を夜にやっちゃったとさ。

ガーナって安全な国だなー。


今日の一言
「マクドナルドの安心感のように」

現在私は発展途上国にいます。日本の人間と連絡を取るには携帯電話ではできませんのでパソコンのメールが使えるところに行ってメールを送らなくてはいけません。それはだいたい一週間に一度ですから携帯メールのような短いメールを送るというよりはちょっと長い文章を送る。というのが普通になります。それゆえに相手の携帯電話に送るのは抵抗があります。たいていは相手のパソコンメールに送ります。
ここで問題が発生します。こちらはそれしかないからまず見るのですが、日本にいる相手方が毎回パソコンメールを見ているとは限らないということです。人によってはわざわざネットカフェに行ったにもかかわらず、自分がメールを送らない場合、パソコンメールにはだれからもメールが来ていない。ということが起こっているかもしれません。というか起こっている気配があります。そんな人間と定期的に連絡を取り続けるにはメールを定期的に送り続けなくてはならないことになります。
マクドナルドに入るとあのハンバーガーがあってあのフライドポテトがあってあのチキンナゲットがある。というようにパソコンのメールボックスを開けるとあの人からメールが来ている。という安心感を相手に与えなくてはいけなくなります。これは非常に大変ですね。人によって一週間に一度、二週間に一度など違いますからなお大変です。
いやいやそんなことに気を使わねば切れてしまいそうな関係であるということは悲しいことで、早くメールなんか送らんでも信頼関係があるから問題ないという関係になりたいものですね。発展途上国もあとちょっとなのでいいんだけどね。


ガーナより一言
「わが隊次」

ガーナで青年海外協力隊員をしております。自分は15年度2次隊でガーナに来ました。
うちの隊次は全部で5人。
面子を見ると結構すごい面子がそろっています。とりあえず5人中3人はTOEICテストをやれば800点超えちゃうような面子だし、ほかにもボランティア(アメリカ、イギリス、日本)間でのいい先生投票で表彰されちゃうような人間もいるし、2人はプロ。学生上がりの若造とはわけが違います。
自分が平均を下げている。申し訳ありません。って感じだな。
でも周りの環境が高ければ自分にとっていい刺激になり勉強になるのは当然のことであります。イヤー、この隊次でよかった。
・・・と誰もが自分の隊時に対してそう思っているみたいです。そんなところが協力隊。

追伸 ただ客観的に見てもうちの隊次はすごいとは思います。・・・自分を除いて。


ガーナより一言
「右脳が退化している気がする」

ガーナで青年海外協力隊をして1年と9ヶ月になります。
協力隊の大体の流れって言うと、最初の8ヶ月はガーナ人アンドガーナの習慣に振り回されたい放題振り回される期間。次の8ヶ月はやっと落ち着いて暮らせるようになって自分が何をするか決める期間。後の8ヶ月は自分のやりたい放題やる期間。というのが協力隊の一般的な流れではないかと思います。
自分の場合は早く進んできたのでやりたいことはやってしまいましたので後はいつもやっていることをやって暮らしていくだけだと思います。このブログとかね。

話は大きく変わります。
男性はどんなに年をとっても子供だと言います。理由はたぶん好奇心。男性は好奇心が強いのでいつまでたっても少年のようなところがあるのだと思います。普通の人はどうなのか知りませんが自分はそのことを意識しています。好奇心をなくすことがないように。あくまで自分の感覚なのですが好奇心を呼び起こすようなことをする。見る。そういうことは右脳を使っているような気がするのです。理性というよりは感覚が動く。右脳への刺激、そのために好奇心を動かしているといってもいいでしょう。新しい刺激は右脳への刺激だと思います。

もう1年9ヶ月になると何一つ刺激がないのですよね。日本だったら普通に暮らしていても刺激があるじゃないですか。メディアはあるし、物もあるし、何でもできる。ガーナでできることは限られています。あるものも限られている。何にもないのです。そこで思うのは
「右脳が退化している気がする。」
右脳を使う機会が、感覚というか、好奇心が刺激されることがない。ない。ない。
はー。もう帰りたいっす。でもまだやることが残っている。3ヶ月はがんばります。


ガーナより一言
「何であがるの?」

ガーナで青年海外協力隊員をしております。
基本的に隊員は日本から決まった手当で生活をしています。その額は国によって違います。ガーナは今まで1ヶ月380ドルでした。ところが最近になってこの金額が引き上げられることになりました。400ドルになるそうです。
????何であがるんでしょう。正直言って380ドルで十分であります。というか余っています。その国に暮らして見ないとこればっかりはわからないと思いますがピースコー(アメリカのボランティア)は月130ドル。これでも十分だといっています。自分も実際それと同じくらいの金額で暮らしています。カウンターパートはもっと安く、60ドルから70ドルくらいの月給しかもらっていません。それで家族で暮らしています。どれほど多いかわかるでしょうか?
そんな状態でお金があがる。理解に苦しみます。
ただ首都隊員だけは例外で首都の物価は地方の何倍にもなります。380ドルではその人は足りないといっています。一説によるとその人が一生懸命働きかけをした結果、値段があがったらしいです。しかしこれもおかしな話。首都隊員1人のために地方隊員含め70人近くの生活費があがる。それに首都隊員はあと5ヶ月くらいで帰ります。その後首都隊員は入れないという方針でいると聞きます。ますますわからない生活費の値上げ。

ODAの値段を上げる小細工か?などと下衆の勘繰りをしてしまいますね。


ガーナより一言
「最古参っていやね。」

私、青年海外協力隊員をしております。15年度2次隊で参りましたので、15年度1次隊が帰った今、一番古い隊員、最古参隊員でありんす。

しかし最古参隊員になって思うことは、
「最古参隊員っていやね。」
ということ。なぜってもう初々しさが残っていないことが自分でもわかるから。それに新しい隊員が言うことが「これがおかしい。」「それはそういうことでダメ。」「それはそういう理由があるのよ。」なんて全部わかってしまうから。

かといって新隊員の方が人数多いから説得するのが面倒くさくなって結局は何もしない。

でも責任は回ってくるし、いやな感じ。
昔の初々しいころに返りたい・・・でも日本には帰りたい。矛盾しているわね。そんなところも私はいや。

追伸 私は男です。でも女性の言葉で書きたい内容だったの。


ガーナより一言
「残される者達」

青年海外協力隊の任期は2年である。そして1年に3隊次赴任している。

それによって何が起こるか?
どんなに仲がよくなろうが、恋人同士になろうが、異隊次であると同じときに帰ることができないということになる。こんなことは当たり前のことであえて特筆するようなことではないかもしれない。
しかし残される者というのは結構しんどい。
帰る者はいい。帰れば今までとはまったく違う環境に暮らすのだから。その人間がいなくなったってほかにも多くのことが変わっているのだから適用していける。しかし残されるものはただただその人間がいなくなる。というたった1つの変化を受け入れなくてはならない。

協力隊たった2年。多くのゆがみがあって楽しいな。


ガーナより一言
「志の差を感じる。」

ガーナで青年海外協力隊員をしております。
最近ピースコー(アメリカのボランティア)の方と話す機会がありまして、そのことについて書きたいと思います。
彼は自分と同様で大学4年間が終わってガーナにきています。終わったあとは医学部に行くそうです。(アメリカは4年制大学が終わってから医学部に入る)アメリカではそのように大学4年間が終わったあとボランティアをしたり、一般企業に入ったりそういうことをしてから医学部に行くのが普通になってきているようです。彼らは将来を考えた上でそのワンステップとしてボランティアに来ている。それを考えると青年海外協力隊はどうなんだろう?と考えてしまいますね。もちろんなかには将来を考えてここにきている人間もいます。それでも8割から9割の人間はここにいる2年間の間に将来どうするのか考える人間が多い。先を考えて先を見据えて生活をするのと道に迷いながら生活するのでは大きな差がつくのは当然でしょう。

これでいいのか、日本人????


ガーナより一言
「事務所にそんな権限があったとは知らなかった。」

ガーナで青年海外協力隊員をしております。
協力隊員というのは不思議なものでどんなにがんばってもどんなに怠けても賞罰がありません。生活費は削られることはないし、強制的に日本に返されることもまずありません。現場のJICA事務所にはそのような権限がないというところが本当の所なのでしょう。かといって本部は東京、その人たちは遠くにいる隊員のことなどわかる訳ないですからね。
しかし最近はそれがいけないと思ったのか、事務所はいろいろ罰を考えているようです。首都隊員がちょっと問題だな。という行動をとっていたときに北の果ての州に飛ばしてしまったのには驚きました。
それに続いて新たな罰。報告書を期限どおりに出していないと帰路変更希望通りにさせないよ。というものでした。(隊員には任期が終わったあと日本に帰るときに直行するのではなくどこか旅行して帰るという帰路変更という制度があります)おー、事務所にそんな権限があったのか?と感心しました。さすがに事務所も黙っていないですね。伊達に独立行政法人化して2年たってないですね。怠けると罰がある。という当然のことが行われるようになったことはめでたいことですね。
ただ・・・帰路変更は税金の無駄遣いってことでいつ終わるかわからない状態なんですけどね。自分の予想では平成18年度になったらもうないと思う。


今日の一言
「寂しい人」

「私の辞書には不可能という言葉はない」
ナポレオンの言葉ですね。

それと同様に
「私の辞書には寂しいという言葉はない」
っていう人がいるかもしれません。

でもそんなあなたは客観的に言って・・・寂しい人

ん???俺のことか???


今日の一言
「出て行けは違うな。」

「自分達はこのイベントを行います。それに参加しない人は出て行ってください。」

ん???そのイベントに参加するかしないかは自由参加だし、それをやろうがやらなかろうが周りには関係ないんじゃない?自分達はイベントを行います。その準備のためにここを使いたいのでご協力してください。という協力を求めるならともかく、半強制的に出て行ってください。は違うんじゃないかなー?


今日の一言
「人が変わればすべてが変わる。当然のことだ。」

何かイベントを組織している人間が変われば、そのイベント自体が大きく変わるのは当たり前のことである。ただ昔を知っている人間はそれを感傷的な気分になってみる。昔の方が良かった。昔の良い意思は消えてしまった。なんて思う。
でも今回には今回しかない良さがあり、良い意思が消えてしまった分、悪い意思も消えているんだと思う。昔の人間には良い部分が消えてしまったのだけが目につくのだけだ。

「老兵は死なずただ去るのみ。」
ではなくて、
「古参兵は言わず、ただ見るのみ。」
それでいいんじゃないかな。


ガーナより一言
「何でもかんでも続いて起こる」

ガーナで青年海外協力隊員をしております。
理由は良くわかりませんが、一度起こるとそのことが続いております。理由はわかりませんが一度起こるとそのことが立て続けに起こる。なぜでしょう?たて続けに起こったことを書きましょう。
まずマラリア。一時は一年近く誰もかからずマラリアはないのでは?と思われていましたがある日誰かがかかった途端に連続マラリア。五人一度に起こったかと思ったらその勢いはやまず、絶えずマラリアにかかる人間が現在は出ています。
次に任地変更。一人任地変更をしたと思ったらあっという間にまた一人また一人。昔はまったく聞いたことがなかった任地変更。現在は何の抵抗もなく任地変更をしています。
次に一時帰国。新隊員が目に傷を作って一時帰国をしたとおもったらまた一人。
どうしてこう一度起こるといろいろなことが続くのでしょうか?

それも結構近くで起こっているから性質が悪い。自分の住んでいる州ではほとんどの人間がマラリアになっています。任地変更した三人のうち二人は自分の州です。一時帰国した人間の一人はうちの州です。一時は州都スンヤニ近辺には九人の隊員がいました。一人は任期を終えて帰っていますから現在は五人。約半分になってしまいました。新隊員がきて七人になりますがまた何かで減るかもしれません。
何かあるとそれが続く。それがいいことならいいのですが・・・・


ガーナから一言
「いい加減、自分達を棚に上げることをやめたら」

ガーナで青年海外協力隊員をしております。
今回の話は隊員総会(隊員全員が集まる会)であった話。

協力隊全部に送られてきているのかどうなのか、詳しいところはわかりませんが「新聞ダイジェスト」というのが毎月送られてきています。ガーナにいたら日本の詳しいことがわかりませんからこれを読むと日本で何があったのか?ということがわかるので日本を離れている人間にとってこれは非常にありがたいアイテムです。
隊員総会で何が行われたかというとその新聞ダイジェストをどこに送ってもらうか?という話し合いが行われました。
しかしそもそも送ってもらうというのは事務所の善意で行われていることです。それに対してここに送ってくれ。という要求を言うのは正直なところ正しいとは思えません。そもそも新聞ダイジェスト自体が善意により送られてきているものです。それを欲しい欲しいとわがまま勝手に言うのはどうでしょう?
日本の情報が欲しかったら自分で工夫したらいいのです。ラジオを聴くことだってできますしどうしても欲しかったら自分で注文して毎月送ってもらったらいいのです。それを善意に乗っかって「自分は個人的に欲しいからひとつ注文を増やしてくれないか?」などと自分勝手言うのには言葉がありません。

自分達はボランティアでここに来ています。その善意に対してガーナ人はこれが欲しい、あれが欲しい。と言いたい放題言います。それに対して自分達はいい感情を持てるわけがなく自分達の話の中でちょくちょく出てきて批判をします。
しかし上記のことは、その批判しているガーナ人と同じことを自分達はしているのです。善意をありがたいと思わずに当たり前と思い、その上に要求をする。

協力隊って偉そうに現地の人批判するくせに自分達のこと棚に上げていること多いんだよね。やだやだ。
自分もたまにそういうことをたまにしているみたいです。気をつけないといけないよね。


今日の一言
「不必要なリスク」

不必要なリスクを負うこと。それを冒険という。
人は時に冒険をせねばならないこともあるだろう。現状維持をずっと続けていられるほど人生は楽ではない。しかし冒険をし続けるのはどうだろうと思う。できるだけ不必要なリスクを負うことは避けるべきである。そんなことは当然だ。

好んで冒険をし続ける。そんな人間に何も起こらないことを祈る。


今日の一言
「不必要なリスク」

不必要なリスクを負うこと。それを冒険という。
人は時に冒険をせねばならないこともあるだろう。現状維持をずっと続けていられるほど人生は楽ではない。しかし冒険をし続けるのはどうだろうと思う。できるだけ不必要なリスクを負うことは避けるべきである。そんなことは当然だ。

好んで冒険をし続ける。そんな人間に何も起こらないことを祈る。


今日の一言
「文章を書くことは難しい。」

もう文章を書いて10年くらいになる。こりもせずよく書いているものだ。それでもやはり文章を書くことは難しいと思う。特にオフィシャルの文を書くことは非常に難しい。文章慣れしている自分でも時に意味不明になる。
簡潔明瞭。その文が一番良いに決まっている。それを書くのは難しい。

最近、少し英語の文を書く機会があった。それを英語のできる人間にチェックしたもらったところすごい数の修正を受けた。英語の文を書くのは根本的に日本語を書くのとは違う。文法の問題やそのような言い回しがあるのかどうなのか?そんなことまで調べなくてはならない。難しい。

まだまだ人生精進が必要だ。


今日の一言
「無私」

なんかわからないけど自分は「無私」な男らしい。確かに自分のことより他人ことを優先してしまうし、自分のためにがんばるということができない人間である。
ただお人よしで、自分に甘いだけなんだけどね。


ガーナより一言
「抗えるか、否か」

ガーナで青年海外協力隊員をしております。もう1年と10ヶ月やっていまして残り2ヶ月であります。
最近、家族がきたり、新隊員が任期短縮をしたりして考えるところが多かったのでそれについて書きたいと思います。

新隊員が任期短縮をしたことについては本人から話を聞いたわけではなく、人づてで聞いただけなので正確ではないかもしれませんが書きます。その人の職種は「感染症対策」。青年海外協力隊の中では「村落開発」「青少年活動」と並ぶ村型の隊員であります。(村型なんて言葉はないですけど・・・)活動は名前どおりです。
その人は任地にいってみて自分のやりたかったことと違う。といって帰っていったそうです。ほかの同僚職種の隊員がちょっとキャンペーンガール化している。会議があっても現地語で言っていることもわからず、何も発言できない。それに仕事場にいくときにおいていかれることもしばしば。
その状態で調整員(隊員の管理をしている人です)に何の相談もせず自分でさっさと引き上げてきてしまって任期短縮をして帰ってきてしまったそうです。
それを聞いて正直なところを書くと
「なめとんのか!」
と思いました。最初の3ヶ月などそんなことは当たり前です。異文化にきて3ヶ月でいきなり全部あっという間になじめるわけがない。大体意見を言ったところで信頼がなければ、それが如何に正論でも通りません。やりたいことと違った???いったい何がやりたかったのでしょうか?
それも3ヶ月でどれほどそれに抗ったのでしょうか?言葉がわからないなら必死になって勉強したらいいのです。基本的に単純な言語なのですから努力の度合いによっては何とでもなります。おいていかれる?おいていかれないようにしたらいいのです。時間通りにいったら置いていかれた。それなら何時間も前から車の前で待っていたらいいのです。
これがこうだから嫌だ。たった3ヶ月でそれに対抗することをどれほどできたというのでしょう。
日本でもたぶん同じだと思う。会社など入って3ヶ月でいったい何ができるようになるか。何かを改善したかったら徹底的に戦わなくてはいけません。特に発展途上国はその徹底がいい加減になるとだめです。そのためには自分をそれだけ律しなくてはいけない。それを3ヶ月でどれだけ実行したというのか?
自分もここで悪口ばかり書いていますがそれなりにやっています。計算力がないならと何十時間、いやもっと時間をかけて自分で問題集を作って生徒に毎日やらせました。時間が余る。と思っているのでそれに対して、遊ばないようにビデオデータを消去してゲームデータを消去して、英語の勉強をしたり、本を読んだりそれに対して抗っています。
それに何もしないで何がわかるというのか?努力もしないで見切りをつけて帰る。これはほかの協力隊員を馬鹿にしてるように自分は感じます。
こういうやつこそ税金の無駄遣いだ。それこそ訓練費、旅費など返還させたらいいと思う。

自分が納得いかないことに関して抗う。それが根本的な協力隊の活動であると思う。これはどこででも必要とされる力の1つであると思う。
協力隊員なんかくだらない。たいしたことない。なんて思っていましたがそうでもないのかも。それに対して抗えないであきらめて帰ってしまう人間などもっとくだらない。日本でだって通用するわけがない。
「忍耐」
ガーナで亡くなった千円札、野口英世さんの言葉です。それができないならこんなところに来るな。

追伸 彼の「忍耐」の書はガーナのコレブ病院と言うところに保存されているのです。


今日の一言
「男女論」

うーん、どうしてかわかりませんが女性相手に議論をしているとどうも自分が男女差別主義者みたいに言われることが多々あります。別に自分はそんな気はさらさらないし、自分の中には理路整然とした区別があるだけで、差別なんてないと思うんですが・・・
というわけでちょっと自分の中で考える男女論を展開してみたいと思います。

基本的に男女は違うものです。当たり前ですね。男女平等、別に否定しませんが無理にそれにする必要はないと思います。変な差別さえなければ適材適所に落ち着くと思うから。たとえばですね、重いものを運ぶ引越しのお兄さん、これがお姉さんになれば効率は落ちます。なぜなら力が男の方があるから。(女性の引越しのために女性だけの引越し屋さんがいる。それはいいことだと思います。)この仕事に男が優先して採用されるのは当たり前だと思います。逆にスチュワーデス。女性の方が男性よりも周辺視野が広い。男性にはない華があるし、この仕事に女性が優先して採用されるのは当たり前。ってな感じで能力に男女で違いがあるのですからお互いが適材適所につく。それで良いと思います。
同じようにサラリーマンする場合は、会社としてはいろいろな人間がほしいはず。女性だけで気づかないことを男性が気づくかもしれないし、男性だけで気づかないことを女性が気づくかもしれない。そういうことを考えた場合、両方必要なのはいうまでもありません。ただし、能力が同じである場合男性が採用されるのは仕方のないことだとも思います。やはり妊娠して働けなくなることがあるからです。ずっと働いてくれる人間と1年リタイヤする人間、どちらをとるかは当然の結果でしょう。しかし能力がまったく一緒なんてことはまずありえない話ですし、今の時代男性だってその会社にずっといるなんてことは言い切れなくなっているわけですから上記のケースなどほぼありえないでしょう。それに女性には男性にはない華やかさなどいろいろあると思いますから今の時代ひょっとしたら能力が同じであるなら女性を採るかもしれませんね。
客に茶を出すにしてもだれが出してもいいと思います。男は助平な生き物ですから男の客に対しては女性社員が茶を出せばいいと思います。女性の場合はどうなのでしょうね、少なくともかっこいい男性社員が茶を出せばまず間違いないのではと思います。女性だけが茶を出すべきという考えは間違ってますな。

男性と女性の能力についてもうちょっと述べましょう。男性脳と女性脳は違います。海馬と呼ばれる右脳と左脳をつなぐ幹が女性の方が男性より太いのです。だから女性の方が右脳と左脳のつながりが強い。だから女性の方が感情豊かになりやすく、それが故よくしゃべるのです。・・・ということは科学的に女性の方が優れているんじゃない?と思うのは自分だけでしょうか?ただじっくり考えて落ち着いて結論を出す。ということに関しては男性の方が上なのかな???
ここからは極めて個人的な意見ですが書きます。仕事をする。ということはさておいて普通の一般能力において女性の方が優れていると思います。だって女性の方が男性より勘が鋭いじゃん。女性の方がいろいろなことしっかり観察してるじゃん。おしゃれに関してだって女性の方が男性よりもずっと上。
なぜかと考えていきますと、たとえば月のもの。女性の方が男性よりも早く性というものにあたらなくてはいけなくなるし、それが毎月なのですからそれについて考えなくてはいけない。男性は出すときにばっと出すだけなんですからそれについて考えることがない。世の中、頭を使ったり、考えたりしていることが多い人間の方が上に決まっている。たぶん女性の方が普段から頭を使ってボーっとしていることが少ないのではと思います。男は仕事の後、暖炉の火を見ながらボーっとしていたい。というのをどこかの本で見たことがあります。それに対して女性はいろいろしゃべりたがる。ボーっとしているよりは、しゃべっているよりは頭使っているでしょ。女性の方がいろいろ考える分、弱いのかもしれないけどね。少なくとも子供を産むまでの女性は弱いものであると思います。

反論の余地がいっぱいあるような気がする私の男女論でしたが最後に自分の考え方の根幹をなすミワアキヒロの言葉を書きたいと思います。
「女性の方があらゆる面で優れていたために神は男性に腕力を与えた」
以上


ガーナより一言
視察の旅1「厄介な制度」

ガーナで青年海外協力隊員をしております。
協力隊には実は厄介な制度がありまして、それは「視察の旅」です。要するに隊員が言っている国に家族を送り込んでしまおうという制度です。はっきり言わせてもらって住んでいる隊員にとっては迷惑極まりない制度です。特にこちとらガーナです。日本のその辺の地方に住んでいるわけではありません。その辺にほったらかしにしておくというわけにはいかないのです。つまりきている間中、面倒を見なくてはいけない。それも期間が決まっているわけですから自分の場合は学校を休んで面倒を見なくてはいけない。
期間は1週間。自分の場合は母が着ます。しかし本当にずっと一緒にいなくてはいけない。少なくても半径50メートル以内に母が1週間ずっといる。そんなことは赤ん坊の時以来ではないか?とおもうわけで・・・
さてさて1週間持つんでしょうか???


ガーナより一言
視察の旅2「協力隊員の親」

ガーナで青年海外協力隊員をしております。今回「視察の旅」というので家族(自分の場合は母)が来ましてそれについて書いていきます。

今回取材の結果、ある傾向を発見したのでそれについてレポートいたします。
一、協力隊員の大半は上に姉、もしくは兄がいることが多い。
一、協力隊員の親は父がO型、母がA型である可能性が高い。

やっぱり兄弟の1番上というのは冒険をしないものなのでしょうか?いや、しないものではなく、できないのかもしれません。やっぱり親が1番見ているのは1番上の人間であるような気がします。親の期待、子供がどのように生きていくか?も背負わなくてはいけないし、何より弟、妹も見ているって言うのもあると思います。兄、姉がそういう生き方をしたら弟、妹がそれに続くかもしれない。そう思うと変な冒険ができないってのはしょうがないところでしょう。
それに比べて弟、妹は別に何も背負うところがない。親もとりあえず子供はそんなもんか。ってことがわかった上で見ている子供たちです。やりたいことをやりたい放題やっていく。ってことになるのもしょうがないことです。また兄や姉と同じように生きていくのを否定し、ひょっとしたら深層心理で親に新たな注目を集めたい。ってのがあるのかもしれません。ま、協力隊に参加するくらいの年になるとそれはないかな。

今回来た家族の親のほとんどが父はO型、母はA型。というのには驚きました。うちもそうです。8人の隊員の親が着ただけですので全部が全部そうだとはいけないと思いますが、何かあるのかも・・・子供のためとはいえアフリカに来てしまう親がO型、A型なのかもしれません。とりあえずこんな傾向の見えた協力隊の家族。

父がO型、母がA型。兄弟がいっぱいいる人間の1番上ではない方、協力隊などいかがでしょう?
ちなみに私はお勧めしません。(きっぱり)

追伸 あまり良い文ではないですなー。


ガーナより一言
視察の旅3「大使の話」

ガーナで青年海外協力隊員をしております。今回「視察の旅」というので家族(自分の場合は母)が来ましてそれについて書いていきます。

さて親が来まして最初の仕事、「表敬訪問」。これはガーナの大使に会って話をし、聞く。という協力隊員も来た時、帰る時に行う1つの行事です。ガーナの大使は、最近変わりまして、自分も見たことはあるけれども話をしたことのない人で今回話を聞いたのは初でした。
母についても同じことが言えるのですが、ここに来たばかりの人間の視点というのはすでに自分が忘れているものであり、自分にとっていろいろ考えさせられるものでした。そういう意味ではこの視察の旅は自分にとって決して悪いものではありませんでした。
さて大使の話。
「ガーナはなかなか良い。まずおいしい中華料理が食べられる。安全である。人が親切だ。」
こんなことはわかっていることで特になんてことはありません。自分がへーっと思ったところは
「協力隊員というのは現地の人たちに溶け込み、働く。それによって周りに感謝されている。大変すばらしい。」
というところでした。
協力隊員というのはどういうものであるか?何をしたらいいのか?どのような方向を向いて活動をするべきであるのか?活動も終了直前になってこんなことを考えるのはどうかという気もしますが、それが自分の中で最近、1番引っかかることでした。25年以上も理数科教師を派遣しながら彼らの学力は上がっていない。そんな活動でいいのか?結局、常任理事国入りにアフリカの協力は得られなかった。そんな結果でいいのか?とそんなことを考えていました。しかし大使の言葉がすべてを語りました。「協力隊員は現地の人に感謝される。」ただそれだけで良い。
感謝されるってことは正直なところ簡単です。そもそも現地の人たちは自分たちに対してお金を払っておりません。自分たちの生活費は日本国から出ております。というわけで何か自分たちがやるということは向こうの人間にとってただで何かやってくれる。ということです。それに派遣されている人間はそれなりの能力を持った人間なのですから、それが感謝の対象になるのは当たり前のことです。自分のような理数科教師であれば授業をする。ただそれだけで感謝されることになります。協力隊員に求められていることは結局、そんなことなんです。最低限の仕事をするなんてのは日本人の自分たちにとって当たり前です。最低限のことをやってもらえればよい。1千万円かけて1人の人間を送っている協力隊員に期待していることは言い換えてしまえば「元気に地方で暮らしてくれよ。」ってのが日本国の方針である。ということがわかりました。
別に何かを成し遂げてくれ。と期待しているわけではないのです。ただ元気で暮らしてくれ。というのが期待です。別に何か結果を出してくれ。何かを成し遂げてくれ。なんて期待してないのです。
協力隊員が1年くらいたってガーナになれてモチベーションをどうやって保つのか?だれもが悩むのはしょうがないことですな。協力隊員にもうちょっと期待してもいいんじゃないのかな。と思う話でした。


ガーナより一言
視察の旅4「いかに隊員が普通の日本人を超越しているか」

ガーナで青年海外協力隊員をしております。今回「視察の旅」というので家族(自分の場合は母)が来ましてそれについて書いていきます。

さて視察の旅。この計画をたてるのは非常に難しいことでした。理由はまずもう1年以上も暮らしている自分たちと親とのギャップ。自分たちは特にその辺のものを食べようが飲もうが痛くも痒くもありません。しかし親にとっては腸チフス、コレラ、赤痢など多くの危険をはらんでいます。そんな大げさなものでなくてもただの下痢になるだけでも、日本の下痢とは質の違うものになりますからそれは大きな問題です。それに体力の問題もあります。自分たちは現地のぼろぼろの車に乗りながら5時間とか10時間とか揺られても大丈夫ですが親はそういうわけにはいきません。
それに泊まるところだって問題です。ガーナにはマラリアがあります。隊員ならなったところで死にはしませんし、今まで暮らしているのですからそれなりの予防法が身についています。どんなオンボロホテルに泊まろうがどうにでもなります。しかし初のアフリカ、普通の海外すら慣れていない親にそんないい加減なホテルに泊めるわけにはいきません。
あとはガーナ、見るものがない。そもそも観光地というものは数えるほどしかありません。アフリカというイメージでサファリパークがあると思うでしょ?残念、ガーナにはございません。ナショナルパークは存在しますが、それは非常に遠いし、いるのは象のみ。ほかのナショナルパークにはカバもいますが、以上でございます。キリンもライオンもシマウマもこの国にはおりません。いたとしてもZooにいるだけです。アフリカまできてZoo行ってもしょうがないでしょ。というわけで行く場所もない。ってことで計画をたてるだけでも一苦労でございました。

1番驚いたのは親が生野菜を食べてはいけない。と言われていたことでした。なぜか?それは水です。生野菜は必ず水で現れている。水にはいろいろな菌がある可能性があるからです。上記の腸チフス、コレラなどその典型。隊員はそんなもの気にしたことがありません。現地で生きていくのにそんなことをいちいち気にしていたら生きていけない。そんな水で練られた食べ物とか食べていかないと食うもんないもん。5時間も10時間もオンボロ車に乗らないと移動できないもん。
隊員って頑丈だ。体力がねえ奴は生きていけねえわ。これは。・・・普通の日本人じゃねえな。

追伸 結局、ランクルを貸しきり、最高級ホテルを泊まり歩き、最高級料理を食べて暮らす日々となりました。
追伸2 隊員はここに来る前に多くの予防接種をしているので大丈夫。というのもあります。


ガーナより一言
視察の旅5「1年と10ヶ月ぶり」

ガーナで青年海外協力隊員をしております。今回「視察の旅」というので家族(自分の場合は母)が来ましてそれについて書いていきます。

さて母が来て、いい加減にホテルに泊まるわけにはいかないってんで、ガーナの最高級ホテルめぐりの旅となったこの視察の旅。そんな中で自分にとって1年と10ヶ月ぶりのことをしてしまいました。さてなんでしょう???

正解は「風呂に入る。」でした。ガーナでは基本的にシャワーです。・・・水の。そもそもホットシャワーなんか浴びられるのは最高級ホテルだけ。湯船に湯を張るなんてことはガーナではとんでもなく贅沢なことです。日本で言えばグリーン車に乗るくらい、いやもっとかな?そのくらいの贅沢です。

ガーナでのランクを書いていきますと
最高級 :湯を張って風呂に入る
高級  :ホットシャワーを浴びる
なかなか:シャワーを浴びる
普通  :バケツに水を汲んできてそれを浴びる
ひどい :水がないから飲み水用Pure waterを浴びる
・・・ :本当に何の水もないから汗をかいてその汗で垢を落とす

自分は結構良いとこに住まわせてもらっているので「なかなか」レベルですが、隊員として普通は「普通」レベルです。「ひどい」や「・・・」のレベルもこれは隊員の話ですから、侮ってはいけません。
いやー、しかし本当に久しぶりの風呂。最高でございました。風呂というものを考えた日本人は天才だね。帰ったら温泉に行こう。と心に誓った自分でありました。


ガーナより一言
視察の旅6「親孝行」

ガーナで青年海外協力隊員をしております。今回「視察の旅」というので家族(自分の場合は母)が来ましてそれについて書いていきます。

さてこの視察の旅、自分にとってはいい迷惑です。学校は休まなくてはいけないし、往復14時間の旅をしなくてはいけないし、やったところで別にいい思いをするわけではなく、何も得がないんですからそれは当然のことです。家族に会いたくてしょうがないとか、何か持ってきてほしいものがあるとか、日本食を食べたいとかそんな理由があるのならともかく、自分にとっては別にあと2ヶ月で帰るわけですから、特になんてことはないわけです。かといってせっかくアフリカくんだりまで来た母を相手に冷たくするというのも問題なわけでして何とか気持ちを前向きにしよう。というわけで自分の中でこのことを正当化しようと何か言い訳を考えました。そこで出てきたのが「親孝行」との言葉でした。
親孝行として母のアフリカ旅行のガイドをした。と思えばいいのです。よく考えればこれほどの親孝行はない。来た親にずっと付き添って一緒にいるわけですから、時間的に考えてもすごい時間一緒にいることになります。こんなに一緒にいたことなど赤子のとき以来ではないかと思います。昼も夜もずっと一緒にいるのですから。自分の中ではこの親孝行であと10年は特別な親孝行をしなくてもいいかな。なんて思っているくらいです。
この文章を書いている現在は、もう親は日本に帰って仕事をしていると思います。この旅を振り返ってみて、親孝行として悪くなかったな。と今は思います。正直なところ、ほかの家族と自分とこの家族を比べてみて、うちは非常によかったと思います。変な喧嘩、言い争いはまったくといっていいほどなかったし、不快になることもお互いにまずなかったのではと思います。親が帰った後の疲れ方を比較してみても自分に比べて周りは非常に疲れていました。それなりに親子関係が良好、それに加えて10年分の親孝行をしたと思えばこの旅行もまあよかったな。と簡単な感想で終わった旅でありました。


ガーナより一言
視察の旅7「隊員は最高のガイド」

ガーナで青年海外協力隊員をしております。今回「視察の旅」というので家族(自分の場合は母)が来ましてそれについて書いていきます。

今回、旅をしてみて思いました。「青年海外協力隊員は最高のガイドである」と。その辺のアフリカになれた日本に住んでいるガイドよりもずっと隊員の方がすごいガイドです。当たり前ですね。2年間、住んでいるわけですから。それだけではなく今までの先輩隊員の遺産までも引き継いでいて、ガーナの楽しいところ、見る価値のあるところが厳選されているのですから当たり前です。
そのように考えていくと協力隊員ってもっといろいろなことに使えるのでは??と思います。現地になじんで現地のものを食って暮らしている日本人、これはもっと使い勝手があるような気がします。大使館の人だって、JICAの人間だって、専門家だって現地になじんで暮らしているわけではありません。日本人でありながら現地の言葉が使えるのなんて隊員くらいなものです。
たとえばガーナの歩き方を作らせて見る。その辺のガイド雑誌にはガーナは載っていません。そんな事まで調べる余力がないのでしょう。しかし隊員に書かせればそんなものあっという間に出来上がること間違いなし。しかも日本人好みのガイドになること間違いなし。しかも毎年いるわけですからリアルタイムで更新し続けられる。これほどありがたい人間がいるでしょうか?これが隊員派遣されているすべての国で可能なわけです。発展途上国の事を知らせる。これほど効果的な策はあるのでしょうか?それによって観光が促進されればお互いの国にとって利益になること間違いなし。
ほかにも青年海外協力隊員はもっといろいろなことができるのではないでしょうか?日本国もせっかく1人1千万円かけて送っているのですから形として何か残すように、結果を残すように仕向けたらもっとお互いにとって利益になると思うのですがどうなんでしょう???