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最初は 「日本に帰ってきて思ったことを列挙してみた。」 です。

注 ガーナで青年海外協力隊員を2年していて2005年12月に帰国いたしました。

○ 香港ではデモ、日本では大寒波が私を迎えてくれました。・・・おれのこときらい???

○ 噂では帰ってきたら日本の娘はみんなかわいく見えるってきいてたけどそうでもなかった。

○ 税関の人・・・いくら顔が黒いからってそんなに不審な目で見るのはやめて!!!

○ 昔に比べて見るものが多くなった気がする。町を歩いていても得る情報量は多くなった。ちょっとは成長したかな?おれ。

○ ガーナから帰ってきたから怖いものがなくなった。周りの目線とかも。・・・諦めがついただけかもね。

○ 日本は物が多すぎる。この中から本当にいいものを選ぶのは大変だ。ブランドが強い理由がわかるよ。

○ 普段でも香港では人が走る。日本でも人が走る。それ当たり前。でもアジア以外では人は走らない、スポーツ以外では。 走っている人を見たとき、おれは「帰ってきたと思った。」

○ 日本に帰ってきた以上、ガーナとは違う。1番違うのは「責任」だ。失敗は許されないし、後ろには誰もいない。

○ 日本に帰ってきて初めて食べたのは餃子。その店で客が大きな声で「すいません。」これ2年ぶり、非常に驚いたね。

○ 東京のメトロって何?地下鉄って書いとけ馬鹿野郎!!!

○ 悲しいことにガーナよりの長野のほうが星がよく見える・・・ホントに悲しい。

○ 当たり前が狂ってる。「そんなことで驚くんだ。」ということでみんな驚くなー。

○ 人間同士、そんなにうまくいかないものなの???

○ あれ???日本でも意外とみんなルーズだな。ガーナみたいになっちゃうぞ、日本!!

○ 時間の感覚がおかしい。何時間も乗り物に乗っているってことは日本ではおかしいことなんだね。すっかり忘れてた。

○ 長野って思ったより物がないのね・・・ガーナよりはあるけどさ。

○ ガーナから帰ってきた男。アメリカから帰ってきた男。そのコンビはありえないわ。特に長野では。

○ 友人は語る。「帰ってきたときの黒さは日本人ではなかった。」えーーーー、そんなに!!!



ガーナから一言?
「ガーナに行ってきたことはすごいのか?」

ガーナに青年海外協力隊に行ってきまして昨年12月に帰国いたしました。
今までブログの中で協力隊は良くない。とぶった切り放題ぶった切ってきました。
何より自分が気に入らないのは帰ってきて、ほぼ無条件にガーナに行ってきた事がすごいとみられることでした。自分はたいしたことはやっていないし、出した結果もたかが知れているようなものでした。そして健康でさえあれば誰でもやっていけると自分は思うからなおさら青年海外協力隊というものに反発をしてきました。

しかし帰って来て数週間たってみてちょっと違う。と言うことがわかりました。
周りがガーナに行ってきたことはすごい。とみるのは、行ってきたというその事実に対してではないのです。ガーナという未知の発展途上国に行く。と決めたその覚悟
に対してみんなは賞賛の言葉をあげるのです。(その覚悟のことをやり遂げたことにも言っているかもしれない。)
よくわからないけど行ってきた事と言うのはすごいことなのかなぁ?確かにそういう覚悟を決めると言うのは普通ではない気がする。現に自分はどのように覚悟を決めたか、一切覚えていない。その覚悟、そしてその実行に対して賞賛をあげる。結果はどうであれ。
よくわからね。


日本より一言
「帰ってきて思うこと」
協力隊から帰ってきて、しばらくが経ちました。いろいろ思うところがあるのでそれを記したいと思います。
ブログなどには散々協力隊の批判をしてきました。友人たちにも帰ってきた後、
「あれだったら協力隊に行ったら?」
と言ったら
「あれだけぼろくそブログで言ってたのに行けるかい!」
との反応をもらい、またブログをまとめてみてやけに批判的なことばかりを書いていて、協力隊に関して褒め1批判9で書いてきていたことに驚きです。

たしかに向こうにいたときの心境は、そんな感じだったことは認めます。半分、行った事に後悔気味だったことも認めます。


でもね、何だってそうだけど、経験して損なんてことはないと思います。もしそれが損になるなら、それはそれが終わったあとにそれが生きなかった場合だと思います。だからそれが損であるかどうか、後悔しているかどうかはまだわからないのです。というか、それが損にならないように、後悔にならないように生きなくてはいけないと思います。

現在、私は協力隊というものが無駄であったとは思っていません。散々、批判してきたJICAだってそれなりに認めています。本当の話でJICAも日々進歩しています。外務省管轄だから変わってない。なんて思うかもしれませんが、私がブログで示したように現場は悩んでいます。苦しんでいます。 そんな状態であるのに、人間が進歩しないなんてことはありえません。
これを読んで協力隊というものに失望するのは間違っています。もしJICAだめだなー。協力隊員だめだなー。と思うのならばあなたが行って変えてください。日本の会社では1人の力でそんなことをするのは何十年とかかるかもしれませんが、協力隊ならもっと早く変えられます。上が変えられなくても現場で変えちゃえばいいんです。上のお役所は発展途上国の現場をそんなにしっかり見てるとは誰も思わないでしょ???だから何とでもなると思いませんか? ということで、私はこの経験が無駄にならないよう気をつけて生きていきます。それでは。

追伸 基本的に現場に対して批判が多くなるのは当然だと思いませんか?それが協力隊でなくても、日本の会社でも文句は言うでしょ?この文章はそんな若気の至りだと思ってくださいまし。